Iringia malayana 通称ワイルドアーモンドは、米の栽培が始まる前から森の貴重な栄養源として重宝されていた、ラオスが原産の山岳民族が愛するスーパーフードです。
この木が育つ周りでは農作物がよく育つと言われていて、森を豊かに保つ大切な木と言えます。現地の人は、生で食べるか煎って食べることが多いですが、南部のシノムノー村では保存してふりかけとして食する文化が残っています。今回はその保存食としてのワイルドアーモンドをお届けします。
人との木から実をつけるには20年以上かかると言われているため、栽培はされず全て自然になったものを森から見つけ出し作られた、本当に野生の力を宿した食品です。また1年に1度、一つの木からわずかこの塊が30前後しか作れないため非常に貴重な食品となっています。
採集機関は10月から1月頃までの期間限定品です